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はなげブログ

日記

某廃ホテルに行ってきた

状態



電信柱から線が直接内部につながれている。
給水タンクがある。

地下1階

表口付近
センサーライトが1つあり、近づくと明かりがつく。
センサーライトはゴミ箱のふちに設置されていた。
首輪のついたおとなしい犬が毛布の上にいた。
テーブルの上に、中身の入った新しめのコンビニ袋と犬のエサがあった。

ベッドのある小部屋
ベッド(クッションの上には布団なし)
ソファー
毛布数枚
テーブル(人体と脳の解剖図のようなものが貼り付けてあった)
リクライニングチェアのようなものの骨組みのみのもの

魔法瓶(ボタンにはホコリがかかっていた)
電子レンジ(コンセントに蜘蛛の巣あり)
ちゃぶ台
ゴミ箱
赤い布のついた何か
花瓶と薔薇の造花

その他の部分
中折れ式のはしごがあり、それに透明の大きいビニールがかかっていた。
ビニールには白の塗料が多少かかっていた。
取り外された扉2枚。
緑色の木のだんだんがついてるものと白色でガラスがはめられたもの。
両方とも昭和風の古臭い感じはするものの比較的綺麗で、落書きやヒビ、破損はなし。
ホースがあり、その付近にシャンプーがあった。
洗濯機のようなものの上に黒のズボンがかけてあった。
端に多くの木材が置かれていた。

軽トラ
かなり汚れており、車内が臭い。
新しいタイプの高齢者マークが貼られていた。
鍵がかかっておらず、ドアが開く。
ドアが開くと車内灯がつく。
車内には物が多くあったものの、
運転席には座れるようになっていた。

地下2階

窓の柵に軍手が干してある。
長靴がある。
地下3階へ続くはしごがかかった穴が2つ。
マンホールくらいの穴が2つあり、地下3階への足場がある。
タコ足配線があり、それに2つのスイッチがあるが、片方をオンにすると、
地下3階に簡易にとりつけられた電気がつく。
もう片方をオンにすると、ホースから水が流れる。
水のたまった地下3階の区画(もしくはタンク)がある。

その他
ほとんどの壁に、わりと質の高いグラフィティが施されている。
ある程度時間をかけて描いたと思われる大型のグラフィティがほとんど。
スプレー缶やペットボトルなどのゴミが端の1箇所に集められており、
人が歩くであろう場所の床にはゴミは、ほとんどなし。
同じ銘柄(水)の大型のペットボトルが透明のゴミ袋に大量に、
しかも丁寧につめられているものが2点あり。

入り口にのみセンサーライトを設置したのはなぜか。
犬の飼い主は誰か。
ライトや電気、給水の設置を行ったのは誰か。
ライトや電気、給水の設置を行ったのはなぜか。
軽トラックに鍵がかかっていなかったのはなぜか。
電気は勝手に引いてきてしまったものか、それとも契約して支払われているのか。
ベッドのある小部屋にあった多くの家具は、なぜそこに集められているのか。
木材が集められていたのはなぜか。
ゴミが1箇所に集められていたのはなぜか。
大量のペットボトルが置かれていたのはなぜか。

仮説


これらの謎を説明するためにいくつかの仮説を考えてみた。

ホームレス説
ホームレスが勝手に住み着いている可能性がある。
犬は彼のペットであり、僕達が行った際には外出していた。
電気は盗んで使用していることになる。
軽トラックは彼の所有物。
コンビニで買い物をしたりする程度の金銭はある。
地下1階のホースで体を洗ったり選択をしたりしている。
この仮説で説明できないのは、ベッドのある小部屋にあのような使ってもいない家具を設置した理由。
また、地下3階に設置されていたライトや3台以上ものはしご、
給水のためのホースなどを、ホームレスが簡単に用意できるとは考えにくい。
また、それらを用意し設置する理由も考えにくい。

解体業者説
解体業者が調査のためにこのような簡易の設備を設置した可能性がある。
地下3階は太陽の光が入らないため、ライトを設置して調査せざるをえなかったのかもしれない。
しかし、犬を飼っていた理由、汚く鍵のかかっていない軽トラック、ホースとシャンプーについては説明できない。

グラフィティアーティスト説
グラフィティアーティストが占拠している可能性がある。
犬は彼(ら)が飼っている。
この場合電気は勝手にひいた可能性が高い。
軽トラックに高齢者マークを貼っているのはジョークかもしれない。
しかし、ほとんど描くスペースのない狭い地下3階にライトを設置する理由を説明できない。
また、割りと多くの木材がまとめて置かれていた理由も説明できない。
ベッドのある小部屋に明らかに故意に集められた、最近使われた形跡のない家具を配置した理由を説明できない。

所有者が廃墟スタジオ化しようとしている説
ネットの情報によると、ホテルのオーナーは自殺したということだが、
この情報は正しいのだろうか。
まだ生きているかもしれないと思っている。
もしくは、他の誰かに所有権が移っている可能性がある。
いずれにせよ、そうした所有権を持つ人物がいる可能性が高い。
今回のこのような状況は、撮影のために貸し出す廃墟スタジオとして経営するために、
その人物がこの物件を改造していることを示していると考えるのが、
この仮説である。

廃墟スタジオの例
http://studio.jwcc.jp/scene12/
http://costick.jp/mejiro_haikyo.html

この仮説に基づくと、不可解であった事柄について、おおよそ下記の通り、説明できる。

入り口にのみセンサーライトを設置したのは、
廃墟探索者やグラフィティアーティストを侵入されないためであろう。
センサーライトがつけば、誰かいるのだろうと思い、
ほとんどの人は引き返すであろう。

犬は、この人物のペットであろう。
自宅は近所のアパートか何かで、そこに犬を連れ込めないために、
ここに首輪をつけて住まわせているとすると説明がつく。
もしくは、野良犬を捕まえて入り口に首輪をつけて置いておくことで、
誰かが住んでいるということを侵入者に認識させて、
引き返させようとした可能性もある。

ライトや電気、給水の設置を行ったのはこの人物である。
これらは、廃墟スタジオ化させるために必要なことなのかもしれない。

たとえばここの例では電気・水道を完備しているようである。
http://costick.jp/mejiro_haikyo.html

もちろん電気は契約してちゃんと電力会社に支払われているであろう。

軽トラックに鍵がかかっていなかったのは、
入り口の設置した侵入者避けで侵入者がいないと踏んで、
警戒していなかったのかもしれない。
実際、ネットには最近2年間ほどの、
ここに関する写真や内部の情報が見当たらない。
また、車内に貴重品をおいてなかったのもあるかもしれない。

ベッドのある小部屋にあった多くの家具は、
廃墟スタジオとしての演出効果のために収集してきたものと考えることができる。

木材が集められていたのは、
床が抜けて穴ができてしまっている部分の修復や、
木造風の部屋を作り出す目的かもしれない。

ゴミが1箇所に集められていたのは、作業がしやすいようにであろう。

ただ、作ろうとしているのが廃墟スタジオかどうかは、あまり確定的ではない。

妄想はここまでにしておく。
投稿:2012/11/01 23:23
更新:2012/11/01 23:40

コメント(2)

1 L 2012-11-03 17:07:56
最近そういう場所で、仕事をしてSAで車で寝るという人がいるというのをTVやっていました。もしかしたら、作業場として使っているのかもしれませんね。
2 はなげ 2012-11-03 21:01:45
自動車を所有し、仕事をするホームレスの方もいらっしゃるんですね。
自動車に高齢者マークが貼ってあったということもありますし、ホームレスっていう仮説は捨てがたいですよね。
地下三階のライト設置とベッドのある小部屋の家具収集は別の人物・グループによると考えれば不自然ではないかもしれません。
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